ユカリの雑記帳

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HUNTER×HUNTER389話、カミーラ陣営は「死後の念」大好き軍団だった(週刊少年ジャンプ感想/2018年51号④)

HUNTER×HUNTER

 

今週のハンターハンターさすがに情報量多すぎて読むの大変だった……。

 

しかし本当に能力バトルしてるな。断片的な情報から相手の能力を想定したり、「強力な能力なら使わせなければいい」と対策をうったり、完全に群像劇の能力バトルと化している。

 

それぞれが持っている情報が違うから至る思考も違うし、それをそれぞれ管理してるの控えめに言って富樫先生がすごすぎる。やばいよあの人。

 

 

◆ハルケンブルク陣営について

 

まずはハルケンブルク陣営について一旦整理して考えてみたい。

 

まず、ハルケンブルク陣営には「能力の確認」が必要だ。

 

その際に「シカクの自死」が必要だということはわかる。そうしないと、「意思を奪った対象が死んだ際にどうなるのか」という重要な部分の確認ができない

 

そのうえで、「誰かの見ているところでシカクが自死する」ことは重要だ。自分たちのいる密室で自殺させたら、「ハルケンブルクが謀殺した」とみられ裁判にかけられてしまう。

 

それを防ぐために、確固とした証人がいる場で「シカクが自死した」という事実を見せる必要があった。

 

だが、そのうえでなぜ1007号室なんだろう?

 

そこに関しては、私はハルケンブルクによる能力確認の一旦なのではないかと思ってる。

 

もし私がハルケンブルクと同じ能力を得たとしたら、確認したいことがいくつかある。その最たるものが「ほかの王子を攻撃できるかどうか」だろう

 

そう考えた時に一番標的にしやすいのが、「隣の部屋」という物理的に距離が近い1007号室だったのではないだろうか。10・11王子は現在居住区にいないことを考えると、ターゲットになるのは1007号室しかない。

 

だから、第一王子の護衛兵が言っていた「陽動作戦」というのは間違っていなくて、シカクに注意を向けさせた瞬間に弓を射ようとしたのではないかと思う。

 

だから「発砲音とほぼ同時に鳴動が止」んだのもそれが原因になるのではなかろうか。

 

おそらくそのうえで失敗した、というのが今回の一連の騒動なのではないかなと思った。

 

 

◆カミーラ陣営

 

こっちはさすがに笑った。

 

階層組織だとこういう命の使い方をするというのがすごく納得。

 

だけどまさか全王子分呪詛担当者がいるとは思わなかったし、色々衝撃でしかない。

 

「ジュソタン」という略称も、「あ、彼らにとってこの能力は生活の一部なんだな」っていうのがみえて面白い

 

カミーラが不可持民に軍人と同等の地位を与えるってのは結構意外だったけれど、ここまで考えてのことなのかな?

 

 

でも、あの呪う能力は扱いが滅茶苦茶難しい能力だよな。

 

念能力についての見識がほぼ全員に共有された現在の状況だと、一度誰かにこの呪いを飛ばした瞬間ほかの王子に警戒されてしまう

 

しかも、能力の制約上「近くで死なないといけない」わけだし、死んだすぐ後に呪いが出れば「第二王子の私設兵と呪いの関係」は他の王子も知ることになってしまう。

 

初見殺しの能力にも関わらず、「上位王子に効くかどうかわからないから下位王子に試さなければいけない」っていうのきつすぎる……。

 

決まれば強力だとは思うんだけれど、決めるのがすごく難しそう。

 

こういう「重い制約の能力をどう決めるか」っていうのはかなり好きな話なので彼らには頑張ってほしい。

 

 

◆タイソン陣営

 

この少ないページでタイソンのキャラを立てているの旨すぎる

 

「貴方に会えて良かった!」って言ってるタイソンが妙にかわいくて、「あ、確かにこの人愛されそうだな」と思えるのがよかった。

 

あとはやっぱりタイソン経典。「ちょっとタイソン王子のことなめてました…猛省っス」が読者の気持ちと一致してて良い。普通に教祖の才能あったよこの人。すごい。

 

そのうえで、フラットな気持であっただろうジュリアーノに「俄然タイソン王子を王にしたい」と言わせるほどの力よ。

 

やっぱりハンターのキャラクターは誰も彼も優秀で見ていて楽しい。

 

 

いやでも改めて考えても今週の情報量と文章量はおかしかった。いくら連載期間が限られているとはいえ詰め込みすぎではとちょっと思った。

 

でも情報量が多いから考えることが多くてすごく面白いんだよな。それは間違いない。いつまで連載続いてくれるんだろう……。